スタッフの真珠くんが八月の終わりに持ち込みに行くので、原稿を必死にやってるのです
僕はそこにお邪魔して、同じ部屋でネームやらしてもらっています
ひとりで描かねばならない真珠くんの大変さは見てても伝わってきます
迫る締め切りとの戦い、同じ部屋にいて緊張感すら漂ってきます
飛行機は早めにとったらしく、自分を追い込むためだそう。いいと思います。時間は無限ではないのです。一分一秒も無駄にはできない
ということで人生画力対決に突入しました
バラエティに富んだ対決内容でした ではどうぞ
◎名探偵マーニー
チャンピオンでやってる漫画の主人公。とてもかわいい名探偵。
僕
髪がなんか違う。パンクバンドみたい。髪がチャームポイントなのに、なんてことだ
あとセーラー服で間違いないと思ってたらめっちゃブレザーでした。なんてことだ
ちなみに「おまかせよ」と言わないのはわかってるのです。なんとなくなんとなく
真珠
見て描いたんちゃうかなあーーー‼‼
◎寄生獣
僕
僕はもう寄生獣を読む資格がない
ミギーがいるべきはずのところへ、男根の妖怪のようなものが付属しているのである。こいつがいかに活躍しようと、「あいつはヒーローだった」と言えるだろうか。いや、言えまい。なぜであろう。言いたくないからである。こいつがヒーローであったと認めてしまったら、「僕はそのあいだなにをしていたのだ」という自責の念が湧いてくるだろう。「なぜこんなやつに助けられたのだろう」「というよりこいつは何なのだろう」そういう考えのみが次から次へと湧いてきて、とても正気ではいられなくなるだろう
真珠
同じ部屋にいるといっても、僕の位置から真珠の机は死角になっており、向こうに寄生獣が一冊転がっていて見ながら描いたとしても僕はわからないのである
彼が不正を働いたとは思いたくないが、ミギーが間違いなくミギーにしか見えず、普段それほど思い出すべくもないその形をここまでソラで再現できるだろうか?
判断は皆様にお任せする
◎るろうに剣心
映画おもしろかった!
江口洋介さんの斎藤一かっこ良かった
真珠
僕
ジャンプは心のアイドルです
◎月野うさぎ
真珠
僕
ミギーが邪魔
ああ、ティアラか、、、、
なんか僕のは装備が少ないと思った。もっとバンバン光ものを着せてあげればよかったのか!
しかしピアスは忘れずにつけましたよ、真珠くんはピアスをつける女など魔物であるとの考えからきっとつけなかったのでしょう
◎釣りキチ三平
このバラエティに富んだ対決もこれで最後
僕
ジッちゃん、あなご釣れたぜ!
真珠
繰り返すが僕の位置から真珠の机は死角になっており、やろうと思えば何でもできるのである
釣りコミックで連載中の愛馬先生のアシスタントにも行ってることから、彼の机の中に一冊くらいあっても不思議ではない。あくまで可能性の話であるが
原稿でストレスがたまるのはわかるが、余興程度のこの行いに、そうまでして勝ちを拾いたいのであろうか?僕は必死に記憶でのみ描き、出来上がったのは確かに「アナゴ釣れたぜ」という、だからどうしたとしか返事ができないような言葉の補足してようやくのものだ
だがそれはそういう趣旨であるのだから、勝ち負けではないのだから。見て描いては趣旨が違う。そうまでして勝ちを拾いたいのか?持ち込み前にツキが落ちるようなことはしたくなかったのだろうか?
とまあそんなバラエティ豊かな余興でした。今度は岡本さんと土井先生にも参加してもらおう
真珠くん持ち込み頑張ってください
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人生画力対決 2
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