よし、ほいだば今日は、僕が子供んときクリアしたことあるファミコンのゲームのタイトルを羅列するとしよう
スーパーマリオとかいまさらなゲームは置いといて、マイナーでムズゲーな感じのを余すとこなく
「えっ、小林て結構すごいんじゃないか」
と思っていただきたい。
「迷宮組曲」
かわいい帽子のミロン君がシャボン玉で敵を攻撃して倒していくやつ。
宮殿のいちばん下から始めてどんどん上に上っていくやつ。死亡遊戯みたいなかんじ。
タイトル画面で何連打か計れる機能がついてて、みんな親指と人差し指をあわせてボタンこすってカウントかせいでたやつ。それでボタン壊してたやつ
BGMがいま考えたら素敵やったやつ。
友達にクリアしたことを伝えたら
「嘘つけや!あれ大人やないとクリアできんのやでー!」
と言われて逆上し、大勢集めて目の前でクリアしてみせたやつ
めっちゃ尊敬されて、尊敬がクラス中に伝播し、全然話したことない女子が授業の難しい問題を聞きに来るまでになった
この時期が僕の3回くるうちの1回目の全盛期だったように思う。小2の話しである。
「ボコスカウォーズ」
町内会の景品であたった、すごい理不尽なゲーム
敵と戦うには体当たりすればいいが、勝敗はランダムで、負けたら即ゲームオーバー。つまりこのゲームは、いかに戦わないでクリアするかという、新時代のルールであった
すすめすすめ ものども
じゃまなてきを けちらし
すすめ てきの しろへ
オゴレス たおすのだ
BGMはこの歌詞の曲が延々と流れるシンプルなもの
どれだけシンプルかというと、こうやって何十年たったいまでも素で歌詞が出てくるくらいシンプル
一生忘れないのだろう
「魔界島」
いまは亡きばあちゃんが、誕生プレゼントに買ってくれた。
海賊船に乗って、樽を投げつけて敵を倒していき、お宝をゲットする。
魔界村ではない、魔界島。魔界村作ったメーカーが新たに作った。だからラスボスはレッドアリーマー。
当時買ってもらってた小学館の「小学2年生」に難易度が高いと書かれてたが、俺がクリアできるくらいだから。はっはっはっ、そこはきみ、がんばりたまえよ、はははははっ
小学館が「子供にはムリ」と断言したゲームをノーヒントでクリアしたあのときこそ、人生で3度くる全盛期の2度目であったことは間違いない
YouTubeでこれのクリア動画があって、音楽聞いただけで不覚にも泣きそうになった。超思い出ぶかいゲーム。
このゲームを悪く言うひとは、言うなれば「寄生獣」を面白くないと言うようなもので、そやつのことを2度と信用せぬ基準となる
でも「寄生獣」は、腰を痛めて入院した、当時彼女だった奥さんに、傑作と称して読ませたら最初におばさんが喰われたシーンで「ふざけるな、入院してる病人に読ませるものか」と怒られたことがあるのを思い出した
そのような理由でかの名作を読むことを拒否するなんて、なんということでしょう
しかし彼女は、これからあの名作を何の予備知識もなく読めるチャンスがあるという意味で、うらやましいかぎりです。
それでは今日はこのあたりで。さようなら。