RINを読んでます。2巻まで読んだら止まらなくなってしまいました
ものすごく心に残る台詞があって、主人公が準大賞という大きな賞をとるんですが、このときの感想が
「嬉しいには嬉しいけど、一番最初にもらった期待賞のほうがもっと死ぬほど嬉しかった
世の中の片隅にいる俺を見つけ出してくれて本当に嬉しかった」
というものです
僕もその通りで、漫画家を目指すなかで、大きな賞を取ったり、デビューが決まったときより、一番最初にもらった奨励賞、これの連絡がきたときのほうが嬉しかったです。本当にそう
今後どんな苦難があるか全く分からない状態だったわけで、だからこそ手放しで喜べたんだろうなと。思うわけです
あとそのときの奨励賞の作品がとても賞をもらえるような原稿でなく、「すごい下手くそだがとりあえず賞をあげておこう」という月マガ編集部の余裕で拾い上げられたようなものだったので。奇跡だったのですね
あれぐらい嬉しいことってもうないだろうな・・・新人賞を経由した作家さんならみんな僕と同じと思うんですが、どうなんかな?